葬儀費用の支払い方法について

最近では身近な親族、知人で行う密葬よりもさらに近い家族だけ行う家族葬も流行しています。



葬儀に流行という表現は似つかわしくないかもしれませんが、多くの人が都会で生活するために実家を後にしているなど、近隣に知人や縁者が少なくなっているための流れとともに、葬儀費用の節約という側面もあります。
ですが、葬儀は故人のために行うと同時に、故人の親族縁者のみならず、遺族の知人たちも一堂に会するまたとない機会であり、日ごろは多忙を理由に疎遠になっている人たちを、故人が一堂に呼び寄せてくれるという効果もあります。



ところで、故人の財産は、同居していた配偶者や子供だけでなく、民法の規定で定められた相続人の共有財産です。

葬儀の前に相続人で、費用の打ち合わせをするのは現実的ではありませんが、後日、費用が掛かり過ぎといわれたり、もっと盛大にしたらよかったなど、さまざまな意見が出ないように、だれかが立て替えるのではなく、故人自身の財産の中から出すのが有効です。


金融機関に預けている預貯金は、相続人間の話し合いで、だれがどの財産を受け取るかが決まるまで引出しをすることができなくなります。

実際には、金融機関が死亡を知らなければ、カードで引き出すことは可能ですが、死亡した日以降の引出しについて、他の相続人から苦情が出ると、場合によっては犯罪になってしまうこともあります。

葬儀は、健康や生命の危険がある前の日常からから、もしもの時はどれくらいの人を招待していくらくらいかかるかを見積もって、現金に引き出しておくと安心です。